風俗マッサージ店でもらえるディプロマの価値。新宿の愛空の後悔

  • 投稿日:
  • by

愛空が、新軸のアロママッサージ店で働くようになったきっかけは、将来、風俗ではない、美容のアロマエステティシャンになるためです。美容エステサロンに入店するときに、資格があると有利かなって思って。

今のお店は、週に1度、アロマオイルの講習があって、それが無料で受講できるのです。テキストとアロマオイルそのものは、自費購入ですが、それは当然ですよね。3か月で入門編が終わり、次の半年で中級編を本格的に学んでいきます。それが終わると、ディプロマという証明書がもらえます。今は、風俗のお仕事だけど、将来、これを持って美容エステサロンに行ければなと。ただ、美容エステは、お給料の面で決して恵まれた業界ではないようなので、風俗マッサージのお仕事で稼いで、ある程度の貯金をしておいて、当座の生活費に充てようと考えているのです。

ただ、実際に仕事をしてみると、せっかく身に着けたアロマオイルの知識を披露する場がほとんどないのです。お客さんに説明しても「へえ、いろいろあるんだねー、どれもいいねー。それはいいから、早く抜いてくれないかな?」って感じで、アロマオイルの効用よりも性的に満たされたいって方たちばかりです。そこは、風俗のお店ですから、仕方ありませんね。諦めます。これで、お金がもらえるわけですし、さらにアロマエステティシャンとしての勉強ができるのであれば、努力のし甲斐があるってものです。

と思って、アロマオイルの講習、入門編、中級編を受講しました。人前で裸になって、エッチなマッサージをするのは、とても嫌でしたけど、アロマオイルとマッサージについて勉強できればと、9か月間、頑張ってきたのです。そして、ついにディプロマ取得です!
 これで、エッチなマッサージ、お客さんともお別れです! どうもお世話になりました。もう二度とこんなことはしません! さようならっと!

愛空は、講習の修了と同時に、風俗店を辞めました。そして、念願の美容エステサロンへの就職活動を始めたのです。職歴にこれまでの9か月間のことは書けませんが、私にはディプロマがあります! 私が、勇んで面接に行くと、驚愕の事実を知らされることになるのです。

「このディプロマは、どちらで取得したものなんですかね?」
「え、いや、その......(風俗店でなんて言えません!)」
「どこかの団体が出したものですかね。えー、修了証ということなんでしょうけど、レベルを証明する認定資格ではありませんよね。何かお持ちですか?」
「......」

結局、ディプロマって役に立ちませんでした。あの嫌な体験は何だったんだろうって後悔していますが、しっかり貯金していたので、そのお金で専門学校に行っています。そこでは、試験に合格すれば、認定証がもらえます。今度こそ、しっかり美容エステティシャンを目指そうっと!